久住山登山のおすすめルート7選!初心者向けコースや所要時間を解説

久住山登山のおすすめルートとくじゅう連山の絶景

久住山に登ってみたいけれど、
「初心者にはどのルートがおすすめ?」
「山頂まで何時間かかるの?」
と迷っていませんか?

大分県のくじゅう連山を代表する久住山は、雄大な山並みや開放感あふれる稜線歩きが魅力の山です。

ただし、登山口によって距離や難易度が異なるため、ルート選びが大切になります。

この記事では、久住山登山のおすすめルート7選を紹介。

定番の牧ノ戸峠コースを中心に、所要時間や難易度、駐車場、季節ごとの見どころまで詳しく解説します。

自分に合ったルートを見つけて、くじゅうの絶景を楽しみましょう。

目次

久住山登山のおすすめルート7選!初心者から経験者まで

秋の久住山登山

大分県に位置する久住山は、
標高1,786.3mのくじゅう連山を代表する山です。

日本百名山の「九重山」としても知られる山域にあり、草原のような稜線と荒々しい火山地形が魅力です。

久住山登山には複数のルートがあり、初めての方には牧ノ戸峠からの往復がおすすめです。

一方、変化に富んだ景色を楽しみたい方には、周辺の山を組み合わせる歩き方もあります。

牧ノ戸峠から久住山を往復する定番ルート

久住山登山で最初におすすめしたいのが、
牧ノ戸峠から山頂までを往復するルートです。

標高約1,330mの登山口から出発できるため、山麓から登るルートに比べて標高差を抑えられます。

牧ノ戸峠から沓掛山、西千里ヶ浜、久住分かれを経由し、久住山山頂を目指します。

往復の歩行時間は約4~5時間が目安ですが、
休憩を含めて5~6時間程度を確保すると安心です。

ただし、最初の坂や山頂直下には急な登りがあり、岩の多い場所もあります。

登山が初めてなら、無理のないペースで歩きましょう。

整備された登山道でも、スニーカーより登山靴が適しています。

牧ノ戸峠から中岳・御池を巡る絶景ルート

久住山だけでなく、九州本土最高峰の中岳や御池も訪れたい方には、牧ノ戸峠からの周回ルートがおすすめです。

牧ノ戸峠から久住分かれを経由し、久住山、中岳、御池周辺を巡ることで、くじゅう連山ならではの変化に富んだ風景を満喫できます。

特に御池は、周囲を山々に囲まれた神秘的な火口湖で、晴れた日には美しい景色が広がります。

歩行時間は約6~7時間を目安とし、休憩を含めた余裕のある計画が必要です。

中岳周辺には岩場や分岐があるため、登山経験を積んでから挑戦すると安心でしょう。

環境省も牧ノ戸峠から中岳へのコースを紹介しています。

赤川登山口から山頂を目指す健脚向けルート

久住山の南側から山頂を目指す赤川登山口ルートは、しっかり登りたい方におすすめです。

牧ノ戸峠ルートと比べて急な登りが続き、標高差も大きくなります。

森林の中を歩きながら高度を上げ、次第に視界が開けていく変化を楽しめるのが魅力です。

往復の歩行時間は約4~6時間が目安ですが、急斜面では体力を消耗します。

長者原ビジターセンターでは、赤川から久住山へ登るコースの紹介資料を公開しています。

過去に復旧工事が行われた登山道でもあるため、通行状況は必ず最新情報を確認してください。

初めての久住山登山では、牧ノ戸峠ルートのほうが計画を立てやすいでしょう。

牧ノ戸峠から星生山を経由する稜線ルート

くじゅう連山の雄大な景色を楽しみたい方には、星生山を経由するルートも魅力的です。

星生山は久住山の北西側に位置し、周囲の火山地形を眺められます。

牧ノ戸峠から沓掛山を経由して星生山へ登り、久住分かれ方面から久住山を目指すのが基本的な歩き方です。

標高の高い稜線からは、天候に恵まれれば久住山や硫黄山周辺を望めます。

ただし、星生山の山頂周辺には岩場があり、風の強い日には注意が必要です。

所要時間は歩行のみで約5~7時間が目安です。

景色のよい場所で写真を撮ったり、休憩したりする時間も考えて計画を立てましょう。

扇ヶ鼻に立ち寄って花と景色を楽しむルート

花の季節に久住山登山を楽しむなら、扇ヶ鼻への寄り道もおすすめです。

扇ヶ鼻は牧ノ戸峠からアクセスできる山で、初夏にはミヤマキリシマの群落が見どころになります。

登山口から沓掛山方面へ進み、分岐から扇ヶ鼻を往復した後、久住山に向かうプランが考えられます。

ミヤマキリシマは例年5月下旬から6月ごろに見頃を迎えますが、開花状況は標高や気象条件によって異なります。

久住山と組み合わせる場合、歩行時間は約5~7時間を目安にしてください。

花を眺めながら歩くと予定より時間がかかりやすいため、ゆとりのある日程がおすすめです。

長者原から坊ガツルを巡る縦走ルート

登山経験があり、くじゅうの自然をじっくり楽しみたい方には、長者原から坊ガツルを経由する縦走ルートがあります。

長者原から雨ヶ池越を通って坊ガツルへ向かい、法華院温泉山荘周辺を経由して久住山方面へ進む長距離コースです。

坊ガツルは山々に囲まれた広大な湿原で、一般的な山頂往復とは異なる景色を楽しめます。

ただし、久住山まで足を延ばすと歩行距離が長く、日帰りでは十分な体力と早い出発が必要です。

時間に余裕がない場合は、山小屋などを利用した1泊2日の計画も検討しましょう。長者原から坊ガツルを往復するだけでも魅力的な山歩きになります。

久住山登山のおすすめルートを難易度と所要時間で比較

久住山登山は、どの登山口を選ぶかによって難易度や必要な時間が大きく変わります。

初めての方は牧ノ戸峠から久住山を往復するルートがおすすめです。

複数の山を巡る場合は、距離だけでなく岩場の状況や累積標高差も確認しましょう。

ルート歩行時間の目安難易度の目安
牧ノ戸峠~久住山往復4~5時間初級~中級
牧ノ戸峠~久住山・中岳6~7時間中級
赤川登山口~久住山往復4~6時間中級
牧ノ戸峠~星生山~久住山5~7時間中級
牧ノ戸峠~扇ヶ鼻~久住山5~7時間初級~中級
長者原~坊ガツル~久住山方面8時間以上も想定中級~上級

※時間は歩行のみの概算です。
ルートの取り方で変わり、休憩時間は含みません。

山頂直下や岩場での安全確保にも余裕を持ってください。

久住山登山で初心者におすすめの牧ノ戸峠ルートを解説

久住山に初めて登るなら、牧ノ戸峠から山頂を往復するルートが有力な選択肢です。

登山口の標高が高く、比較的早い段階から開放的な景色を楽しめます。

ただし、登山道は舗装路ばかりではありません。急な坂道、岩場、足元が滑りやすい区間もあります。ここでは、登山口から山頂までの主な区間を3つに分けて紹介します。

牧ノ戸峠登山口から沓掛山までの歩き方

牧ノ戸峠登山口を出発すると、最初に舗装された急な坂道が現れます。歩き始めから傾斜があるため、急いで登ると予想以上に体力を消耗してしまいます。

最初の展望スポットを過ぎると、沓掛山方面へ向かう登山道が続きます。沓掛山付近には岩場や段差があり、手足を使って慎重に通過する場所もあります。

環境省の中岳コース案内でも、牧ノ戸峠から沓掛山まで約25分の急な登りが紹介されています。

初心者は無理に前の登山者についていかず、自分のペースを守りましょう。足場の悪い場所では、写真撮影よりも安全な通過を優先することが大切です。

西千里ヶ浜から久住分かれまでの見どころ

沓掛山を越えると、周囲の視界が開け、くじゅう連山らしい雄大な景色が広がります。

西千里ヶ浜周辺は、比較的なだらかな区間と岩の多い区間が続く場所です。

星生山の山並みを眺めながら歩く時間は、久住山登山の大きな楽しみのひとつでしょう。

久住分かれが近づくにつれて、火山特有の荒々しい地形が目立つようになります。

分岐が複数あるため、現在地と進行方向を登山地図で確認してください。

久住分かれ付近には避難小屋とトイレがありますが、利用状況や設備の状態は事前確認が必要です。

山中では水の補給を当てにせず、十分な飲料水を持参しましょう。

久住分かれから久住山山頂までの注意点

久住分かれから久住山山頂までは、岩や小石の多い登りが続きます。

見た目よりも足を取られやすく、特に下山時には注意したい区間です。

晴れていれば周囲の山々を見渡せますが、ガスが発生すると景色が一変します。

視界が悪いときは、登山道を外れないよう地図で位置を確認してください。

山頂に到着すると、くじゅう連山の大パノラマが迎えてくれます。

天気がよい日は遠くの山並みまで見渡せることもあり、登ってきた達成感を味わえるでしょう。

山頂は風を遮るものが少ないため、休憩中の冷えにも注意が必要です。

写真撮影を楽しんだら、下山に必要な時間と体力を確認してから戻りましょう。

久住山登山のルート選びで知っておきたい準備と注意点

久住山登山を安全に楽しむためには、ルート選びに加えて事前準備が欠かせません。

登山口へのアクセスや駐車場、服装、天候の確認など、出発前に押さえておきたいポイントがあります。

特に初めて訪れる方は、登山ルートだけでなく、下山時刻や天候悪化時の対応まで考えて計画を立てておきましょう。安心できる準備が、山歩きの楽しさにつながります。

登山口へのアクセスと駐車場の利用方法

牧ノ戸峠登山口は、大分県九重町のやまなみハイウェイ沿いにあります。

長者原方面から車でアクセスでき、登山の拠点として多くの方が利用しています。

長者原ビジターセンターの公式情報では、牧ノ戸峠登山口の公共駐車場は161台分(大型車3台を含む)と案内されています。

登山口付近にはトイレや売店もありますが、冬季や時間帯によって利用できない場合があります。

ミヤマキリシマや紅葉の時期は混雑しやすいため、早めに到着する計画がおすすめです。路上駐車は危険なので避けましょう。

九重町では混雑対策としてパーク&ライドを実施する場合があります。

運行日や料金は年度によって異なるため、公式情報を確認してください。

初心者が準備したい服装と持ち物

久住山には比較的歩きやすい登山道もありますが、山頂に近づくにつれて岩場や不安定な足場が現れます。

安全のため、歩き慣れた登山靴と動きやすい服装を準備しましょう。急な天候変化に備えることも大切です。

主な持ち物は次のとおりです。

  • 登山靴と登山用の靴下
  • レインウェア上下
  • 防寒着と帽子
  • 飲料水と行動食
  • 登山地図とオフライン地図アプリ
  • モバイルバッテリー
  • ヘッドライト
  • 救急用品と常備薬
  • ごみを持ち帰るための袋

飲料水は季節や体格、行動時間に合わせて十分な量を用意してください。

また、下山が遅くなった場合に備え、日帰りでもヘッドライトを持参しましょう。登山計画を家族などに共有し、登山届を提出することも大切です。

天候や登山道の最新情報を確認する方法

久住山登山では、出発前に天気予報だけでなく、登山道の状況や通行規制も確認しましょう。

くじゅう連山では、大雨による登山道の損傷、凍結、積雪などによって、普段とは異なる状況になることがあります。

おすすめの情報源は次のとおりです。

登山道の状況が不明な場合は、長者原ビジターセンターに問い合わせる方法もあります。

山では天候が急変することもあるため、強風や雷雨が予想される場合は無理に登らない判断が重要です。

久住山登山をさらに楽しむおすすめの立ち寄りスポット

久住山登山の魅力は、山頂からの絶景だけではありません。

登山口周辺には、くじゅうの自然を学べる施設や湿原、温泉などのスポットがあります。

時間に余裕があれば、登山前後に立ち寄ることで旅の満足度も高まるでしょう。

ここでは、登山と組み合わせやすい代表的な場所を紹介します。営業時間や利用条件は訪問前に公式情報を確認してください。

長者原ビジターセンターで自然情報をチェック

長者原ビジターセンターは、くじゅう連山の自然や登山情報を知ることができる施設です。

登山初心者にもおすすめの立ち寄りスポットです。

館内では、くじゅう地域の自然環境や動植物について学べます。

また、登山道情報や季節の見どころを確認できるため、登山前の情報収集にも役立ちます。

特に花の開花状況や紅葉情報など、季節によって変化する情報を確認したい方に便利です。

牧ノ戸峠へ向かう前に立ち寄れば、現地の状況をより詳しく把握できるでしょう。

長者原ビジターセンター
所在地:大分県玖珠郡九重町大字田野255-33
営業時間:9:00~17:00(11月~4月は16:00まで)
休館日:12月29日~1月3
入館料金:無料
駐車場:約450台(周辺駐車場を含む)
電話番号:0973-79-2154
公式サイト:https://kujufanclub.com/

タデ原湿原でくじゅうの自然を満喫

登山後にのんびり自然を楽しみたい方には、
長者原に広がるタデ原湿原がおすすめです。

タデ原湿原は阿蘇くじゅう国立公園内に位置し、豊かな湿原植物と周囲の山々が美しい景観をつくり出しています。

木道が整備された散策エリアがあり、本格的な登山とは違ったペースで自然を観察できます。

季節によって咲く花や草原の色が変わるため、何度訪れても新しい発見があるでしょう。

登山後に立ち寄る場合は、体力が残っているかを確認して無理のない範囲で散策してください。

登山後は周辺の温泉で疲れを癒やす

久住山登山の後は、周辺の温泉でゆっくり過ごすのもおすすめです。

くじゅう周辺には温泉地が点在し、登山と温泉を組み合わせた旅行を楽しめます。

例えば、長者原周辺の温泉や、九重町の筋湯温泉などが候補になります。

また、坊ガツル方面を歩く登山者には、法華院温泉山荘も知られています。ただし、山中にある施設なので、日帰り登山の帰りに車で立ち寄れる温泉とは異なります。

利用する温泉施設によって、日帰り入浴の受付時間や料金、休業日が異なるため、事前の確認が必要です。

登山の疲れを感じているときは、入浴前後の水分補給も忘れないようにしましょう。

まとめ

久住山登山にはさまざまなルートがありますが、初めて登る方には牧ノ戸峠から久住山山頂を往復するコースがおすすめです。

比較的標高の高い場所から出発でき、くじゅう連山ならではの雄大な景色を楽しめます。

さらに登山経験がある方なら、中岳や御池を巡るルート、星生山を経由する稜線歩き、赤川登山口からの急登なども魅力的です。

ただし、初心者向けのコースでも岩場や急な坂道があります。

登山前には天気予報と登山道情報を確認し、必要な装備と余裕のある行動計画を準備してください。

登山経験や体力に合ったルートを選び、無理のないペースで歩くことが大切です。

ぜひ自分にぴったりのコースを見つけて、久住山の大自然と山頂からの絶景を楽しんでください。

公式情報・参考リンク
長者原ビジターセンター:登山道情報・交通情報・開花情報
長者原ビジターセンター・おすすめ登山コース:赤川や中岳などのコース資料
環境省・中岳コース:牧ノ戸峠からの公式コース案内
長者原ビジターセンター・登山情報:各登山口の駐車場・施設情報
長者原ビジターセンター・最新情報:登山道や紅葉期の交通情報

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この記事を書いた人

「おおいた栞」の管理人・ゆのです。温泉とおいしいものが好きな40代。グルメや温泉、おでかけを楽しみながら、大分の気になることをあれこれ探しています。観光やイベント、交通情報、ちょっとした雑学まで、大分を楽しむヒントをわかりやすくお届けします。

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